今回は図形の内容です
キレイな形の「正多角形」「円」についてです
図形の特ちょうや性質を見ていきましょう
正多角形とは
下の3つは「正多角形」とは言えません
「二等辺三角形」は3辺のうち「2辺」だけ等しく、
3つの角のうち「2角」だけが等しいです
「長方形」は「角」はすべて等しいのですが
辺の長さは「向かい合う辺」のみが等しいです
「ひし形」は「辺」はすべて等しいのですが
角の大きさは「向かい合う角(対角)」のみが等しいです
練習問題
円の中にある「正六角形」は
「正三角形」「6つ」でできています
⑴の角アは
「1回転360°」を「6等分」しているので
360°÷6=60° となります
⑵は、まず「円の半径は等しい」より
OA=0Bなので「二等辺三角形」と言えます
さらに角度を見てみると
二等辺三角形より、
「角イ=角ウ」で「角ア」は「60°」なので
すべての角が「60°」となり
三角形OABは「正三角形」です
円周(円の周りの長さ)
どの円も、「円周の長さ」は「直径」に「ある数」をかけたものになります
この「ある数」のことを「円周率」と言います
円周率=円周÷直径で求めることができますが
「3.14159265359…」と「わり切れない数」なります
小学校では「3.14」を使って計算していきます
練習問題
⑴は「周りの長さ」を求める問題です
「円周」を、求める問題ではないので
「直径」を足すのを最後忘れないように注意しましょう
⑵は左の小さな「半円」を右の「半円」と合わせます
すると、「大きな円の半円」と「小さな円の円周」で
求めることができます
正多角形と円周の長さのまとめ
・正多角形
辺の長さがすべて等しく
角の大きさもすべて等しい多角形
・円周率=円周÷直径
⇨「3.14」とします
・円周=直径×3.14(円周率)
以上、「算数嫌いな人が、
算数を楽しく好きになって欲しい」
かずのかずでした