ここでは「分数のたし算ひき算」をやっていきます
大事なことは2つ
- 通分(分母を等しくする)
- 約分(分数の大きさを変えず、分母分子を小さくする)
また、「分数」を使った「時間」の
考え方についても見ていきましょう
通分(分母がちがう分数の計算)
分母がちがう分数のたし算を考えるとき
分母をそろえて(通分して)計算しないといけません
ここでは、分数の分母を
「目もり」の大きさで表しています
大きさの等しい分数
分数は
「分母」と「分子」に同じ数をかけることによって
大きさの等しい分数を作ることができます
約分(分母分子を小さくする)
先ほどの「大きさの等しい分数」の考え方を使って
今度は「分母」と「分子」を同じ数でわることによって
小さくすることができます
これを約分と言います
計算練習
これから大切なルールが1つ増えます
⑶では「3つの分数」の計算を行いました
「3つの分数」の「通分」は「最小公倍数」で
求めることができます
帯分数の計算は
たし算…「整数部分」をそのまま計算しましょう
ひき算…「分数部分」が計算できないとき
「仮分数」に直して計算をしましょう
分数と小数の計算
⑴は「分数」を「小数」にすることができるので
「小数」で答えを出しています
⑵は「分数」を「小数」にすることができないので
「分数」で計算をしています(約分を忘れないようにね!)
⑶は「小数」を「分数」にするときに
「約分」をしてから計算しています
時間と分数
「分数」を使うと
「15分」や「30分」等
すべての「分」を「時間」で表すことができます
右側に「約分」をした「1分」から「10分」を
書きましたが、覚える必要はありません
<やり方>を見ながらできるようになってください
①単位の下をそろえます
「1時間=60分」と書きましょう
②求めたい□の
単位の「数」を見ます
「60」分 ⇨ 「1」時間
③「60」を<60でわる>と「1」になるので
「20」を<60でわる>と□を求めることができます
文章で書くとむずかしくなるので
上のノートで確認してくださいね
覚えていないといけないことは
これだけです↓
分数のたし算ひき算のまとめ
・通分とは
2つ以上の分数の分母をそろえること
(最小公倍数で考えよう)
・約分とは
分母と分子を同じ数でわって
簡単に(数を小さく)すること
・分数の計算の答えは「約分」しなければならない
・「分数」を「小数」にできないときは
すべての数を「分数」にして計算しましょう
・「時間と分数」は「単位」に注目しよう
以上、「算数嫌いな人が、
算数を楽しく好きになって欲しい」
かずのかずでした