小6算数

【小6算数】「並べ方と組合せ方」の問題 どこよりも簡単な解き方・求め方

世の中には大切なものを守るのに

「鍵」や「パスワード」が

ありますね

上のような「番号を合わせる鍵」の

「番号の決め方」は何通りあるでしょうか

もし、番号が

「0」から「9」までとすると

全部で、「6561通り」あります

ということは…

「6561回」番号を試すと

このような鍵を開けることが

できてしまいます…

かずのかず

鍵にはくれぐれも

気をつけましょうね

では「算数」の話に戻りましょう

さっきの「6561通り」ですが

実は、数の「並べ方」という考え方を

使っています

式で表すと

「0」から「9」まで

並べ方は「9通り」なので

「9×9×9×9=6561通り」

となります

では、この「並べ方」と

もう1つ似ている

「組合せ方」について

一緒に見ていきましょう

左から「1番目」…「4番目」の人が

並んでいると考えましょう

左上の図を見てください

「1番目」が「Aさん」の時の

「並べ方」は「6通り」になります

このように考えましょう↓

「1番目」が「Aさん」のとき

「2番目」は「Bさん」「Cさん」「Dさん」

の「3通り」あります

→「Aさん」から「3本」の線(矢印)がのびています

「1番目」が「Aさん」

「2番目」が「Bさん」のとき

「3番目」は「Cさん」「Dさん」

の「2通り」あります

→「Bさん」から「2本」の線(矢印)がのびています

「1番目」が「Aさん」

「2番目」が「Bさん」のとき

「3番目」が「Cさん」のとき

「4番目」は「Dさん」

の「1通り」あります

→「Cさん」から「1本」の線(矢印)がのびています

同じように

「1番目」が

「Bさん…6通り」

「Cさん…6通り」

「Dさん…6通り」になるので

全部で「24通り」となります

このように図を書いていくと

「数え忘れ」がなくなるので

きちんと「すべての場合」の「並べ方」を

求めることができます

(自分で書くときは

 「矢印」でなく「直線」で書こうね)

練習問題

整数を作る

⑵と⑶は

どちらも「4枚」のカードを

使うのですが

「0が入っているとき」は

気をつけましょう

「十の位」の「0」

 →「01」は「2けたの整数」なりません

コインを投げる

1回目から4回目までを

図に表しました

一番下に式を書いています

図からも分かるように

「コインの出方」は

「表」か「裏」かの「2通り」です

そこから「2本」ずつ「直線」が

出ていますね

これを式で表すと

「2×2×2×2=16通り」

と求めることができます

組合せ方

「並べ方」とよく似ているのですが

ここからは「組合せ方」について

見ていきましょう

「並べ方」と違って

「AーB(A対B)」の試合と

「BーA(B対A)」の試合は

同じと考えます

求め方は

①表を作って

②図形を使って

求めることができます

分かりやすい方で

やってみてくださいね

練習問題

「組合せ方」と同じような

「直線を使った図」でも

求めることができます

ここで気をつけるのは

さっきの問題と同じように

「AーB」と「BーA」は

同じと考えます

そうすると

「1番目」が

「A…4通り」

「B…3通り」

「C…2通り」

「D…1通り」になるので

全部で「10通り」となります

並べ方と組合せ方のまとめ

・「並べ方」は

  • 直線で結ぶ図

・「組合せ方」は

  • 直線で結ぶ図
  • 表を作る
  • 図形を使う

 で求めましょう

慣れてきたら

図を一部書いてから

「計算で求める」ことも

できるようになりますよ

「頭の中で数える」

「バラバラな順番で書いていく」と

「数え忘れてしまう」ことが

あるので気をつけましょう

かずのかず

以上、「算数嫌いな人が、

算数を楽しく好きになって欲しい」

かずのかずぶろぐでした