前回までに
「二次方程式の解き方」
- 平方根の考え方の利用
- 平方完成の利用
- 解の公式
を学習しました
今回は
以前学習した
「因数分解」を利用した
「二次方程式の解き方」
を一緒に見ていきましょう
因数分解の利用
まずは
「式の性質」として
この考え方を利用しましょう
(1)は
「$a(a−3)=0$」なので
「$a=0$」または「$a−3=0$」
となるので
あとは、この2つの
「一次方程式」を解き
解を出すことができます
(2)も同じく
2つの「一次方程式」を解くと
解を出すことができます
(3)は
を利用しましょう
「$(x−5)^2=0$」なので
「$x−5=0$」となるので
「$x=5$」と
解は「1つ」になります
練習問題①
「因数分解の公式」
を利用して
解いていきましょう
慣れてきたら
[青色の式]
を省略(頭の中で)
して大丈夫です
「文字」で式をわる
二次方程式の計算で
よく間違ってしまうこと
の1つに
「両辺」を同じ文字で割る
ことがあります
ノートのように
「$a^2=−a$」
の両辺を
「$a$」で割ると
「$a=−1$」と
解が「1つ」になります
この問題を
きちんと
「因数分解」を利用して
解くと
「$x=0 ,−1$」
となります
ノートにもまとめましたが
今回のように
文字(解)が「0」のことがあるので
というルールがあるので
練習問題②
式がいろんな形の問題です
二次方程式を解くときに
まずやることは
あとは
「因数分解」を利用して
二次方程式を
解いていきましょう
二次方程式と因数分解のまとめ
・因数分解の利用
「$A×B=0$」ならば
「$A=0$」または「$B=0$」
を利用する
・重解
二次方程式の解が
「1つ」のこと
「$A^2=0$」ならば「$A=0$」
を利用する
・二次方程式の注意
「文字」で
両辺を割ってはいけない
以上、「数学嫌いな人が、
数学を楽しく好きになって欲しい」
かずのかずぶろぐでした