夏のプールはとても混雑していますね
上のプールはどれぐらい混んでいるでしょうか
算数では、このような「混みぐあい」を
数字で表すことができます
また、ここではその他に
この「単位量あたりの大きさ」の
考え方を使って
- 人口密度
- 速さ
という考え方についても見ていきましょう
単位量あたりの大きさ(混みぐあい)
アとイの2つのプールの混みぐあいを
「1㎡あたり」で求めています
このような「〜あたり」の数(量)の大きさを
「単位量あたりの大きさ」と言います
人口密度
「1㎢あたり」の人数なので
「㎢」つまり「面積」でわって答えを出すことができます
速さ
車やバイクなど乗り物には
上のような「スピードメーター」がついています
「時速60キロメートル」など
聞いたことはありますよね
このような「時速〜」という考え方を「速さ」と言います
では
100mの世界記録と自転車や
マグロが泳ぐスピードとプロ野球のピッチャーの投げる球
はどちらが速いでしょうか
算数では、計算で上のような「速さ」を
求めることができます
では、実際の問題を見ていきましょう
速さを求める
速さには
- 時速…1時間あたりに進む道のり
- 分速…1分あたりに進む道のり
- 秒速…1秒あたりに進む道のり
の3種類があります
ノートの問題のように
⑴で「時速」を求めると
問題文の「3時間」「162km」を使わず
「時速」から
⑵の「分速」
⑶の「秒速」を求めることができます
道のりを求める
「速さ」と「時間」が分かっている時
「道のり」を求めることができます
(3)は
問題の「速さ」 ⇨「分」速なので
計算する「時間」⇨60「分」で行います(1時間は使えない)
時間を求める
「道のり」と「速さ」が分かっている時
「時間」を求めることができます
⑵は
問題の「速さ」 ⇨秒速「m」なので
計算する「道のり」⇨3600「m」で行います(3.6kmは使えない)
単位量あたりの大きさのまとめ
・「〜あたり」の数(量)の大きさを
「単位量あたりの大きさ」と言います
・文章で出てくる「〜あたり」の
「〜」の「単位」でわることで求める
・人口密度=人数÷面積(㎢)
・速さ
- 時速…1時間あたりに進む道のり
- 分速…1分あたりに進む道のり
- 秒速…1秒あたりに進む道のり
・速さ =道のり÷時間
・道のり= 速さ×時間
・時間 =道のり÷速さ
・速さの文章題
必ず、単位をそろえてから計算する
今回は、少しまとめが
多くなってしまいました
どれも本当に大切なので
しっかり確認しておきましょう
以上、「算数嫌いな人が、
算数を楽しく好きになって欲しい」
かずのかずでした