「形」と「大きさ」が全く同じ図形を
「合同な図形」と言いましたね
「合同な図形」については
こちらで確認してくださいね
今回は
「形」は同じですが
「大きさ」が違う図形についてです
大きくした図形を「拡大図」
小さくした図形を「縮図」と言います
「合同な図形」と同じように
「位置が同じ、頂点、辺、角」を
「対応する、頂点、辺、角」と言います
拡大図と縮図の性質
2つの図形の
・対応する角の大きさはそれぞれ等しくなります
・対応する辺を見ると
AB : DE = 1 : 3
BC : EF = 1 : 3
CA : FD = 1 : 3
長さの比は、どれも「1:3」で等しくなります
拡大図と縮図の書き方
点Aを中心にして「拡大図」「縮図」を書くときは
①直線AB、直線AD、それぞれの直線上に
「対応する点」をとります
②点F(点I)は
点Aと点Cを結んで直線ACを引いて
「対応する点」をとります
拡大図と縮図の利用①
いろんな地図がありますが
地図には
「○○kmを△cmで表しています」という
「縮尺」があります
分数の形「$\frac{1}{10000}$」や比の形「1:10000」
で書かれています
これらを使い
地図の長さを測って
実際の距離を計算で出すことができます
問題を解くときには
計算をする前に「単位をそろえる」
ことに気をつけましょう
拡大図と縮図の利用②
①実際に「縮図」を書いて
②DFの長さをはかって
計算でACを求めています
③答え(ビルの高さ)を出すときは
「目までの高さ(1.5m)」を足すこと
を忘れないように気をつけましょう
拡大図と縮図のまとめ
・「拡大図」と「縮図」とは
「形」は同じで「大きさ」が違う図形
・対応する
- 角の大きさは等しい
- 辺の長さの比は等しい
・文章題を解くときは
「単位をそろえること」に気をつけよう
以上、「算数嫌いな人が、
算数を楽しく好きになって欲しい」
かずのかずぶろぐでした