中2数学

【中2数学】「二等辺三角形の証明」の問題 どこよりも簡単な解き方・求め方

前回、二等辺三角形の「角」

について学習しましたね

かずのかず

こちらで

確認してくださいね

【中2数学】「二等辺三角形と角」の問題 どこよりも簡単な解き方・求め方今回は、特別な三角形「二等辺三角形」の「定義」「定理」「角の問題」を一緒に見ていきましょう...

今回は

二等辺三角形の「証明」

について学習していきましょう

「証明の書き方」は

いくつか種類があります

学校でのテストでは

「学校の先生から習った形」で

かけるように練習してくださいね

定理の証明①

前回も学習しましたが

復習しておきますね

二等辺三角形の定理

  • 「2つの底角は等しい」
  • 「頂角の二等分線は底辺を垂直に二等分する」

まず

自分で行ったこと

$\angle A$の角の二等分線を底辺BCにひき交点をDとする

を書きましょう

すると

△ABDと△ACD

を作ることができました

この三角形の合同を

証明すると

2つの「定理」

合同な図形では

対応する角の大きさは等しいので

$\angle ABC$=$\angle ACB(ABD)$

「二等辺三角形の

2つの底角は等しい」

合同な図形では

対応する

角の大きさ(辺の長さ)は等しいので

($\angle BDC$=180°<一直線>より)

  • $\angle ADB$=$\angle ADC$=90°
  • $BD=CD$ となり

「二等辺三角形の

頂角の二等分線は底辺を垂直に二等分する」

を証明することができました

これらの定理は

「証明の問題」以外でも

使うことが出てきます

問題で「二等辺三角形」

があれば下の

①②を必ずやってから

問題を解きましょう

二等辺三角形がある時
  1. 底角が等しいことを使う
  2. 頂角の二等分線を引く→底辺を垂直に二等分する
  • 90°ができる
  • 底辺との交点が、底辺の中点となる

定理の証明②

先ほどの問題と

似ている問題です

こちらの形でテストに

出ることがあるので

確認しておいてくださいね

二等辺三角形の証明①

この問題は

合同な三角形を使わない

で証明できる問題です

いくつかの式から等式を作る

よく出てくる形なので

$\angle ABC$=$\angle ACB$…①

$\angle DBC$=$\frac{1}{2}$$\angle ABC$…②

$\angle DCB$=$\frac{1}{2}$$\angle ACB$…③

①②③より

$\angle DBC$=$\angle DCB$

この流れはしっかり

確認してくださいね

二等辺三角形の証明②

①の問題と似た問題ですが

角の二等分線ではなく

「仮定」がBP=CQになっています

そして「三角形の合同」を

利用します

二等辺三角形の証明①
  1. 合同な三角形を証明する
  2. 対応する角は等しい
  3. その等しい角を持った三角形は二等辺三角形

二等辺三角形の証明③

この問題も②と

同じように

「三角形の合同」を

利用します

①と違う点は

対応する「辺」を使って

証明しています

二等辺三角形の証明②
  1. 合同な三角形を証明する
  2. 対応する辺は等しい
  3. その等しい辺を持った三角形は二等辺三角形

教科書や問題集

テストによく出てくる

問題ですので

しっかり

練習しておきましょうね

二等辺三角形の証明のまとめ

・(証明以外で)二等辺三角形がある時

  1. 底角が等しいことを使う
  2. 頂角の二等分線を引く→底辺を垂直に二等分する
  • 90°ができる
  • 底辺との交点が、底辺の中点となる

・二等辺三角形の証明

  • 合同な三角形でなく角を利用
  • 合同な三角形を利用

する場合があります

・合同を利用する証明

  1. 合同な三角形を証明する
  2. 対応する角(辺)は等しい
  3. その等しい角(辺)を持った三角形は二等辺三角形
かずのかず

以上、「数学嫌いな人が、

数学を楽しく好きになって欲しい」

かずのかずぶろぐでした