前回は
「連立方程式の計算」の
基本的な問題を
やりました
連立方程式の計算は
こちらで
確認してくださいね
今回は
少し複雑な
「連立方程式」の
解き方について
一緒に見ていきましょう
( )がある式
( )がある式は
今まで学習した時と
同じように
( )を外して
同類項をまとめます
そして
(2)では
①の式を
計算していくと
「$2x$+$2y$=$2$」
となります
「係数」を見ると
全て「2」で
割ることができるので
$2x$+$2y$=$2$
↓(両辺を2で割ると)
$x$+$y$=$1$
と簡単な式にしましょう
分数の式
中1で学習した
「分数の方程式」の時と
同じように
(1)の
$\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{l}\frac{2}{3}x−\frac{3}{5}y= 5…① \\\frac{x +y +5}{2}=\frac{x−y +1}{6}…②\end{array}\right.\end{eqnarray}$
①の式の
「右辺」の「$5$」に
「$15$」をかけ忘れる
ことがよくあるので
気をつけましょうね
小数の式
こちらも
中1で学習した
「小数の方程式」の時と
同じように
(2)①の式は
「両辺」を100倍しています
「係数」が
「0.06」「0.1」「0.22」と
大きさが違うので
整数にする時に
気をつけましょう
A=B=C型 比例式
「A=B=C型」と
「比例式」の連立方程式の
解き方をまとめます
次の中から
- $\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{l}A=C\\B=C\end{array}\right.\end{eqnarray}$
- $\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{l}A=B\\A=C\end{array}\right.\end{eqnarray}$
- $\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{l}A=B\\B=C\end{array}\right.\end{eqnarray}$
計算しやすそうな形を
選びましょう
$a:b=c:d$を
$a×d=b×c$
(外項の積=内項の積)を
使って
$ax$+$by$=$c$
の式の形にしましょう
いろいろな連立方程式の計算のまとめ
・( )がある式
( )を外して
同類項をまとめて
$ax$+$by$=$c$
の形にしましょう
・分数の式
分母の最小公倍数を
「両辺」にかけて
分数の式→整数だけの式
にしましょう
・小数の式
小数の大きさによって
「両辺」に
10(100)をかけて
小数の式→整数だけの式
にしましょう
・A=B=C型の式
次の中から
- $\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{l}A=C\\B=C\end{array}\right.\end{eqnarray}$
- $\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{l}A=B\\A=C\end{array}\right.\end{eqnarray}$
- $\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{l}A=B\\B=C\end{array}\right.\end{eqnarray}$
計算しやすそうな形を
選びましょう
定数項(数字だけの項)が
あれば
それを2回使うのが
簡単ですよ
・比例式
$a:b=c:d$を
$a×d=b×c$
(外項の積=内項の積)を
使って
$ax$+$by$=$c$
の式の形にしましょう
以上、「数学嫌いな人が、
数学を楽しく好きになって欲しい」
かずのかずぶろぐでした