今回は「割合」についての
方程式の文章題です
何だか「割合」と聞くと…
「難しい…嫌だな…」と思いますよね
でも、数学で最初からやりますので
大丈夫ですよ
算数の「割合」は
こちらで確認してくださいね
ここまで
前回、方程式の文章題①②として
「年齢」「代金」「整数」「過不足」
「平均」「速さ」の問題と学習しました
問題の解き方・求め方は「同じ」です
分からないものを$x$として…
もし不安があれば
こちらで確認してくださいね
割合を分数で表す
数学では「割合」を「分数」で表します
なぜなら「文字」を使うからです
例えば
「1%=0.01」
「$x$%=0.0$x$」ではありませんよね
「人数 増減」の問題
⑴では
男子【は】女子の【60%】より【64人多い】
$x$【=】(400−$x$)【×$\frac{60}{100}$】【+64】
このように文章から
方程式を立てることができましたね
⑵では
【5%減って】は「割り引き」です
【×(1−$\frac{5}{100}$)】を
使いましょう
「割増し 割引き」の問題
問題によっては
「原価」=「仕入れ値」
「売価」=「売値」と
されていることもあるので
覚えておいてください
あとは
もう大丈夫ですね
「食塩水」の問題
では最後に「食塩水」です
苦手にしている人もいますよね
大事な「コツ(ポイント)」が
あるので大丈夫ですよ
これだけです↓
食塩水を求める
図の書き方は
他にもありますので
習った先生の書き方で大丈夫です
大切なことは
「塩(食塩)を文字を使って表せること」です
問題の
4%の食塩水$x$gの「塩」の表し方です
$x$gの【4%】【は】「塩」
$x$【×$\frac{4}{100}$】【=】
で求めることができます
あとは
「4%の塩」+「12%の塩」=「9%の塩」
で方程式を立てることができましたね
計算では
「塩」を表すときに
「$\frac{分子}{100}$」を使うので
まず「両辺を100倍」しましょう
濃度を求める
この問題では
濃度(%)を求めるので
$x$%を使います
$x$%の食塩水200gの「塩」の表し方です
200gの【$x$%】【は】「塩」
200【×$\frac{x}{100}$】【=】
(書くときは見やすくなるので順番を逆にしています)
で求めることができます
あとは
「$x$%の塩」+「7%の塩」=「6%の塩」
で方程式を立てることができましたね
計算では
「食塩水」が「200g」「400g」「600g」で
分母の「100」が約分できるので
今回は「両辺を100倍」していません
方程式の計算は
楽にできる方法でやりましょう
方程式の文章題③(割合 食塩水)のまとめ
・「割合」は「分数」で表す
$x$%=$\frac{x}{100}$ 0.0$x$ではありません
・割増し 割引き
割増し
×(1+$\frac{分子}{分母}【割合】$)
割引き
×(1−$\frac{分子}{分母}【割合】$)
・食塩水の問題
「塩」で方程式を立てる
$a$%の食塩水$x$gの
「塩」の表し方は
$x$×$\frac{a}{100}$
以上、「数学嫌いな人が、
数学を楽しく好きになって欲しい」
かずのかずぶろぐでした